2014年12月5日金曜日

一生懸命なカレにときめく『恋するパリのランデヴー』

日本劇場未公開の『恋するパリのランデヴー』をTSUTAYAでレンタル鑑賞。
ネットで情報を探すも、レビューもないし、情報も少ないしで、ちょっとドキドキ…

販売元のオデッサ・エンターテイメントのオフィシャルページから内容を抜粋。
友達とピアノとパーティが大好きな作曲家のサーシャ(ガッド・エルマレ)は、夜はジャズ・クラブで演奏し、女性を口説くのが生きがいだ。何にも縛られることなく、気ままな生活を満喫しているサーシャだったが、5月のある火曜日、ふとしたきっかけで、シャルロット(ソフィー・マルソー)という女性と出会う。互いにどこか惹かれあうふたりだったが、シャルロットには2度の離婚歴があり、前夫との間に生まれた3人の子供を育てていて、恋愛に興味を持てずにいるのだった。更に、シャルロットの前夫が、サーシャの仕事上の取引先の大物アラン(フランソワ・ベルレアン)である事がわかり、ふたりの関係はますます迷走していく…。パリで芽生えた大人の恋の行方は?!

いくつになっても、セクシーでキュートなソフィー・マルソーが、イメージ通りのかわいらしい女性を演じ、そんな彼女に恋をするいわゆる独身貴族のガッド・エルマレ演じる作曲家。

スパイスとなるのは、シャルロット(ソフィー・マルソー)の前夫との子供3人。
子供嫌いだと言っていたサーシャ(ガッド・エルマレ)が、子供たちの面倒を見なくてはいけない状況になり、そして気に入られるため奮闘する姿は微笑ましいです。

しかし、男というのは、もう自分の手を離れた元妻に、新たな恋人ができると、ここまで嫉妬するものなのでしょうか。
彼女をいつまでも「自分の所有物」として扱う姿に、ちょっと嫌悪感をいただきます(笑)


本当は苦手なのに、壊れた彼女の家の配管を直そうとしたり、彼女のために曲を作る。
彼の情熱的でかつ彼女を愛する気持ち。
彼女へ贈るピンクのピオニーの花束。
元夫との愛情表現の違いに、女性が惹かれるのはとてもわかる。

そして、この映画の魅力は、やはり舞台がパリであること。
ロマンチックな曲と物語は、ニューヨークやロンドンよりもパリが一番似合う。

女性ならではの視点を一つ。
シャルロットの服装が、たまらなくオシャレ。
シンプルなワンピースに、キレイなフューシャピンクのストールを合わせる。
もちろん、足元はヒールに、鞄はバーキン。

なかなか一般人はバーキンを手にすることは難しいけど、
オフィスでちょっとしたオシャレをするには、参考になります。

心を軽やかにしたい時にオススメです。





  • 原題:Un bonheur n'arrive jamais seul
  • 英題:Happiness Never Comes Alone
  • 製作年度:2012年
  • 製作国:フランス
  • IMDb